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プロポリスの採集量はどれくらい?

プロポリスには品質ランクがあります。なぜランクがあるのかというと、採集量が少ない貴重な物質だから。
採集量が少ない地域では、ミツバチも生息数が少なく、需要はあるものの供給が足りていません。
品質が良いところでは多く採集されますし、ごくわずかしかミツバチが生息できないところではどうしても品質が劣ってしまうのです。

ミツバチの種類や原材料など、産地によってプロポリスの品質は異なります。
たとえば、一番採集量が多いブラジルでは、アフリカミツバチとセイヨウミツバチの混血ミツバチが作ったプロポリスを採集しており、栄養価はとても高いです。
やはりブラジルではミツバチが生息する条件が最適で、環境共に良いため栄養価の高いプロポリスが生産されます。

比較的採集量が多いブラジルミナス州のグリーンプロポリスは、標高800メートルの地点で生産されており、大自然という環境が整っているからこそ栄養価が高く、とても高品質なプロポリスとなっています。

中国産は、やはり空気汚染のせいか汚い空気を吸ったミツバチが作り出している巣から採取されたものなどもあり、非常に安値です。
採集量は多いものの、品質はとても劣ります。
採集量が少ないといえば、日本です。
日本では高品質なプロポリスを作り出すだけの環境が整っていません。

寒すぎても暑すぎても生産ができないので、環境次第で採集量も異なります。
原産国では、消費者の需要にやっと追いつけるだけの採集ができているので、今後需要が増えたとしても、供給は追いつかず値段は上がっていくことでしょう。
その前に環境を整え、より多く生産をして商品化されていくことを願うばかりです。

ローヤルゼリーは一昔前から注目を集める美容成分ですが、同じミツバチから採取できても採取できるハチの種類が多いため、供給も多いです。
日本にはセイヨウミツバチも生息していますが、よりプロポリスの採集量が多くなるよう、今後の研究に期待をしておきましょう。